『家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら』（著：琴子）感想｜綺麗で純粋なきゅんがたくさん詰まった物語

なにから紹介しよう…と思いましたが
最近読み直して改めて良いと思った作品を紹介します📚

家を出たい心優しい少女と、元の姿に戻りたい優しさの欠片もない魔法使いが、
幸せになるまでのお話です。

この一文が作品の魅力をぎゅっと凝縮しています！
ジゼルのひたむきでまっすぐな「好き」とエルヴィスの不器用な優しさ。
最初は冷たくて口の悪いエルヴィス、
読み進めていくうちに少しずつジゼルに心を開いていって
ふとした瞬間に優しさが見えてきます。

「今の言葉反則では？！」と思うくらい突然のデレが顔を出してきて
読んでる側も一緒にきゅん！となれるのが最高でした。

個人的に、冒頭にラストシーンが書かれている構成が
「どうやってここまでたどり着くんだろ？」とわくわくしながら読み進められて大好きです。
2人の気持ちの変わり方が丁寧に書かれていて、
ジゼルの最初からまっすぐで純粋な好きも
徐々に甘くなるエルヴィスの態度もどちらもとっても見どころです。

とにかくきゅんを摂取したい方はぜひ！✨

📖 小説家になろう掲載作品
『家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら』
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